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森の紳士録
森の紳士録―ぼくの出会った生き物たち
森の紳士録―ぼくの出会った生き物たち
池内 紀
題名の通り、筆者が森でで出会った「紳士」たちを紹介した本です。
森には春夏秋冬、沢山の紳士たちがいるんですね。
ムササビは見たことが無いのですが
「クリクリクリ」と鳴くという甘えた声を聞いてみたいですね。
カモシカやタヌキの話には作者の文章のセンスにドキドキしました。
擬態語の多用や、比ゆ表現が
詩的でありながら紳士たちの生態を正確に捉えていて
それが文章の味を生み出していると思います。

そんな動物たちを見守る人たちとの交流も光っています。
ステッキ作りをする人やモリアオガエルを観察し続ける人には
この間の男の民俗学内に生きている人たちと同じ匂いがしました。

クマゲラの話は最近別の場所で
白神山系の暗門の滝の写真をupしているところだったので
とても興味深く読みました。
あのブナ林は危なくなくなるところだったんですね。
人間の身勝手さに腹が立つのを通り越して滑稽さを感じてしまいました。

一章に一つ作者の描いた動物の絵が載っているのがいいですね。
文章共々味のある絵だと思います。
特にサンショウウオの絵は実物よりかなりかわいかったです。

最後の章の狼は作者自身も見たことが無い獣に思いを馳せている様子が
老人の話や遠野物語を引用するあたりから伝わってきました。
狼の乳ってどんな味がするのでしょうね。

私は知らなかったのですが、
池内紀さんはドイツ文学で有名な方だそうですね。
モズの辺りでモーツアルトにやけに詳しいなーと思っていました。
ドイツといえば森の民ですが、ドイツの森はどうなのでしょうかね?
22:45 | 本の感想 | comments(2) | trackbacks(0)
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コメント
こんにちは、トラックバックから来ましたasyuuです。
池内さんの本には「日本の森を歩く」という森紀行の本もありますね。わたしの大好きな「芦生の森」も紹介されています。
では、また訪問させていただきます。
2006/02/11 5:46 PM by asyuu
こんにちは、貴重な情報ありがとうございます。
「日本の森を歩く」ですか!探してみたら山と渓谷社から出ているようですね。
今度読んでみます。「芦生の森」楽しみです。
2006/02/11 9:35 PM by 山芙蓉
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