柳宗民の雑草ノオト
一般に雑草と言われている、身近な植物を
詳細なイラストつきで一つ一つ解説した本です。
帯に「そう、雑草は可愛いのだ。」と書いてありましたが、
私は可愛いというよりもこの本を読んで「雑草ってすげー」と思いました。
植物の名前の由来やその受粉方法
帰化植物が繁栄できた秘密や、実際に雑草を食べた感想とか
実に詳しく載っており、
柳さんの雑草との接し方が生き生きと伝わってきます。
専門書でも無いらしいのですが、科名や生態、学名まで載っているので
雑草図鑑としても使えるのではないでしょうか。
ブログを彷徨っていたら、この間お亡くなりになられたそうですね。
お父様は柳宗悦でお兄様はデザイナーの柳宗理・・・凄い家系ですね。
しかしこの雑草ノオトには
母の話しか出てこないのは何故?