竜田山

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ベケットといじめ
ベケットと「いじめ」
ベケットと「いじめ」
別役 実
富士見中学いじめ事件をベケットの劇から考察する本。
はっきり言って私はベケットも知らなければ
いじめ事件のこともよく知らりませんでした。
(フェザンの地下から
男子トイレがなくなった理由は何となく知っていたが、まさかこれとは・・・)
この本を読んで感じたことはその場の空気というものの恐ろしさです。
その場の空気に流されて
生徒を指導するべき立場の人間が
生徒をいじめる立場に回ってしまう。
当のいじめられている生徒までもが
他人のことのようにあいまいな発言しかできないという空気の恐ろしさ。
作者はベケットを例に取りながら
80年代の演劇がなぜ演劇論を出さなかったのかという謎も解いています。
80年代を象徴する事件から、80年代の演劇というものを
ベケットを通じて読み解くという
一見すると微妙に合わない内容が
作者の手によってぴっちり収まっていく様子は見事です。
解説を一行目だけ読んでピンと来たので
一番最後のページを見てみたらやっぱり・・・
宮沢章夫が解説を書いていました。
わかるようになってちょっと嬉しいかも。
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23:43 | 本の感想 | comments(2) | trackbacks(0)
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コメント
TBありがとうございます!

この別役さんの読み解きは、いじめについて書かれた様々な本とは一線を画すものだと思いました。
>解説を一行目だけ読んでピンと来た
すごいですね〜♪
私も以前、宮沢さんが脚本をお書きになったシティーボーイズの舞台を見に行っていたので、すご〜く得した気分になりました。
2006/04/20 10:10 PM by
こんにちは書き込みありがとうございます。
そうですよねー
ベケットという人の作品といじめがこんな風に結びつくなんて!
そしてそれが現代社会の闇だとは
まったく気づきませんでしたよ。
別役さんの考えることは驚くことばかりです。

宮沢氏の舞台一度でいいから見てみたいんですよ〜
きっと面白かったろうなー
2006/04/23 4:54 PM by 山芙蓉
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