竜田山

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少しブラックなところが面白い
こまった人たち―チャペック小品集
こまった人たち―チャペック小品集
カレル チャペック, Karel Capek, 飯島 周

カレル・チャペック二冊目。
ユーモアがばちばち利いています、
世の中の不条理なことを鋭く批判した言葉は
どれもこれも名言集に出てきそうなくらい深い言葉がたくさんあります。
園芸のエッセーは前読んだ園芸家12ヶ月を思い出して微笑ましかったのですが、
あとはひたすら短いながら切れのある文章が続いて
読んでいるほうも緊張感がありました。
特に最後の寓話のあたりはナチス台頭を恐れつつ書かれたものらしく
悲壮な感じがひしひしと伝わってきます。
現在ではチェコの国民的作家として慕われているそうですが、
その鋭い批判から死後、
共産党から反体制の烙印を押されていたそうです。
レオ・ロンガネージもそうですが、
批判するものは右派左派にかかわらず煙たいものなのですね。
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コメント
TBありがとうございました。チャペックは面白いですよね!『園芸家12ヶ月』は未読ですが、『こまった人たち』の植物に関する言葉の数々を読んで、『園芸家〜』の方も面白そうだなあと思いましたよ。今度挑戦します。先日は『ダーシェンカ』を読んで愛犬に対するチャペックの溺愛ぶりをひしひしと感じました。
2006/04/29 8:15 AM by イーゲル
こんにちは
本当にチャペック面白いですよね。
ダーシェンカはまだ読んだこと無いんですけど
「園芸家12ヶ月」も植物とそれに振り回される園芸家への愛情が感じられますよ。
2006/05/01 4:46 PM by 山芙蓉
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2006/04/29 8:16 AM
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イーゲルヒュッテ
2006/04/29 10:27 AM
カレル・チャペック『こまった人たち―チャペック小品集』 カレル・チャペックを検索にかけてみると、出てくるのは紅茶関係のページばかり。そういえば、いつかどこかでカレル・チャペック紅茶店という言葉を聞いたことがあるようなないような気がします。東京にあるお
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