またまたへんないきもの
すっかりこの本を買うのを忘れていましたよ!
これは
前読んだ
「へんないきもの」の続きの本ですね。
前作が出た頃、本屋で強烈に惹かれて初版で買った本。
続編が出たらしい、という話を聞き、テレビCMを見たりして
いつか買わねばと思いつつ
モタモタしていたら第二刷になってしまいました・・・
初版とかにこだわる人ではないのですが、
実に売れているんですね。みんなこういうの好きなんだなぁ。
前作がかなり売れて、似たような本がたくさん出たので
そろそろネタ切れかも・・・と思っていたら
まだまだこんなに沢山の変な生き物たちがいたんですね。
特に今回は付録のへんないきもの原色カラー図がいい!
白黒の画像も衝撃的でしたが、カラーになるとより奇妙な動物たちですね。
サナダムシを研究している博士の話は本当に面白かったです。
私はまだまだ寄生虫に関して無知でした。
他の書物で寄生虫が腸内にいると
花粉症にならないと言うことは知っていましたが、
それだけじゃなかったんですね寄生虫は!
いつか
「目黒寄生虫博物館」に
行ってみたいと思っている私にとっては非常にためになる話でした。
ところで・・・前作はわけのわからないギャグに驚いたわけですが
今作はそのギャグよりも、文明批判の箇所がやけに多かったですね。
いや確かにこの愛すべきへんないきもの達を絶滅に追いやっているのは
私達人類なわけですが・・・
「疲れたから変な生き物たち読んで頭を休めるか・・・」
という目的で本を読んだ私にはその箇所はちょっとヘビーでした・・・
そして最後のまじめな解説の部分の章ごとに挟まれる
困った鼠のようなイラストは何でしょうか・・・